相続財産の範囲、特別受益、寄与分を中心に

横浜で行われている「民商法研究会」という会に参加させてもらいました。

 

公証人、弁護士、司法書士、税理士、中小企業診断士などの方々が集まり、あるテーマについて専門分野から意見を出し合って煮詰めていく勉強会だそうです。

 

今回の講師を務められたのは、横浜で弁護士をされている先生です。私にとっては高校時代に入っていた部活動の大先輩にあたり、行政書士となる前からOB会などでいろいろとお世話になっている方です。

 

また、この会に誘ってくれたのは、やはり同じ部活の後輩にあたる中小企業診断士でした。

 

一年半前までは自分が行政書士になることなど考えておらず、このような機会が訪れることも想像すらできませんでした。本当に何が起こるかわからないものです。

 

タイトルに記載したとおり、相続財産の範囲に加え、その分割方法に影響を与える特別受益と寄与分についても、判例などを参考に、弁護士の視点から説明していただきました。

 

我々行政書士は依頼者がもめて調停や訴訟になってしまうと手が出せませんので、普段はいかにして丸く収めるかということを意識しながら業務に当たります。そして、研修なども「調停や訴訟にさせないために」という方向で進められるものが多いです。

 

今回は、じっさいに調停や審判、そして訴訟になったときにはどのような展開になるのかを、現場で経験を積まれている方から聞くことができ、とても多くのことを学ばせていただきました。

 

相続人が特別受益や寄与分を主張し始めたときには、どうしても弁護士に頼らざるを得ません。そして、調停や審判にまで発展してしまうと、家族の間に生まれた亀裂を修復するのはかなり難しいのだそうです。それを防ぐためには、やはりしっかりとした遺言を残しておくことが重要だとあらためて感じました。

 

教えていただいたことを基に研究を重ね、お客様と接するときに役立てていきたいです。

 

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父親に「遺言書いて」と言えない方に……


『相続川柳』を読むとなぜ遺言を書いてみる気になるのか、解説動画をYouTubeに投稿してみました。

 

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はちおうじ総務相談所の長岡です。

GONZOを名乗りながらも、当たり障りのない記事を書いています。
中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……