風営許可業務の注意点

私が先日扱ったのは、第2号営業とされるもので、社交飲食店/料理店とされています。ひらたくいうとスナックやパブです。

 

業務を進めるうえでもっとも時間をかけたのは図面の作成でした。お客様も図面の作成ができなくて行政書士に相談することが多いようです。ですから、私のホームページでは図面の作成ができることを強調しています。

 

しかし、風営の許可業務を長年扱っている人からすると、ほんとうに重要なのは図面の作成ではなく、申請店舗の周辺に保護対象施設があるかどうかの調査なのだそうです。

 

学校や病院などの保護対象施設が店舗から一定の範囲内にあると、どうがんばっても申請を通すことはできません。

 

調査の前にそのことをきちんとお客様に説明し、範囲内に保護対象施設があった場合は、お客様に伝えて店舗の場所を変更してもらうか、営業の形態を変更してもらうしかありません。

 

万が一、調査の際に保護対象施設を見落としてしまい、お客様が開店の準備を進めた後で申請できないことが発覚したら、その責任を負うのは施設を見落とした行政書士です。ですから、とにかく、調査はしっかりしておくことが重要なのです。

 

私が申請した店舗は八王子の繁華街にありました。さらに、スナックがたくさん入っている雑居ビルの一室ということもありましたので、インターネットで診療所などの情報を集めただけでした。今になって考えると、かなり危険なことをしていたものです。

 

申請をした後で、同じビルに同業者がいたとしても、申請の直前に病院などが周辺に建設されている可能性があることを知り、冷や汗をかいたものでした。

 

今回、研修を受けてあらためて調査の重要性を感じました。次回以降は、保健所や市役所にも足を運び、現場の周辺をじっさいに歩いて調査をしていくようにします。

 

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はちおうじ総務相談所の長岡です。

GONZOを名乗りながらも、当たり障りのない記事を書いています。
中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……