著作権相談員養成研修会02

月曜日の続きです。今回は著作権の登録制度についての説明が中心でした。

 

著作権は原則的に創作した時点で権利が発生するので、登録の目的は権利の保護にあるわけではないようです。

 

これに対して特許権の場合は、発明しただけでは権利が発生せず、先に登録したもの勝ちという側面があります。その結果、最初に発明した人が発明者として認められるとは限りません。2007年のアメリカ映画『THE BUCKET LIST(最高の人生の見つけ方)』の冒頭で、「ラジオの発明者は?」という問題に対してモーガン・フリーマンが悩んでいるのはそのためです。

 

また、同じく特許庁の所管である商標権にも登録の必要があります。私の友人は5年以上前から「アイパッド」という単語をつかっていましたが、残念ながら登録はしていませんでした。もしも登録していたら、莫大な補償金を手に入れられたかもしれません。

 

それはともかく、著作権の登録をしても実務上はあまり利点がなく、利用する人も限られているようです。

 

午後はプログラム著作物の登録について説明を受けました。申請時に複製物をCD-R等で提出する点などは独特でしたが、あとは午前中とほぼ同じ内容です。やはりこちらもたいした効果がないせいか、年間で100〜200件ほどの登録しかないそうです。それに対して「著作権相談員」は東京だけでも700名以上います。そもそも、それほど難しい書類ではないため自分で申請する人も多いでしょうから、仕事としてはまったく期待できません。

 

個人的には、相談を受ける可能性がほとんどない分野についての細かい説明よりも、初日の概論についてのもっと詳しい説明を受けたかったところです。

 

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はちおうじ総務相談所の長岡です。

GONZOを名乗りながらも、当たり障りのない記事を書いています。
中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……