原発賠償について04

原子力損害賠償について東電と電話でやりとりをした際に、受け答えに心がこもっていないと感じる方もいるようです。

 

それを聞いたときは、担当を急激に増やしたせいで、担当者への教育が行き届いていないのではないかと感じました。しかし、その後もしばらく考えてみて、一部の担当者に精神的な限界が来ているのではないかと思うようになりました。電話を受ける担当も人間ですから、一方的に責められる日が何日も続けば精神的な疲れが溜まってくるでしょう。

 

生活の基盤を崩され、将来に対する不安や放射能被害に対する恐怖を抱えながら生きている人たちは、誰かに怒りをぶつけずにはいられないのかもしれません。

 

怒りの矛先は東京電力に向かい、それをコールセンターの職員が正面から受け止めることになります。仕事とはいえ、何日も続けていたら、人によっては心の中で折り合いをつけられなくなってもおかしくありません。しかし、そこで担当が感情的になってしまったら、被害者をさらに傷つけてしまいます。

 

残念ながら、賠償手続の終わりはまだまだ見えません。ですから、電話担当者の精神状態にも注意しておかないと、いつか取り返しのつかない問題が起こる可能性があります。現状では被害者を救済するシステムの中に東電も組み込まれているのですから、それが適切に機能するよう、気をつけていかなければならないでしょう。

 

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はちおうじ総務相談所の長岡です。

GONZOを名乗りながらも、当たり障りのない記事を書いています。
中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……