原発賠償について11

自主的避難等に対する賠償について、ようやく東電から具体的な手続きに関する発表がありました。

 

今回の賠償手続については、東電のホームページなどに詳しく説明されています。私なりに解説するなら、「原発のすぐそばではないので政府からの避難指示がなかった地域(一定の範囲内)において、放射能に対する不安から自主的に避難した人や、避難はしなかったものの放射能に対する恐怖を感じながら生活していた人に対する損害賠償」というところでしょうか。

 

事故の当時18歳以下であった人と、事故から昨年末までの間に妊娠期間のある人については、一人当たり40万円が支払われます。それ以外の人、つまり3月11日の時点で19歳以上であり、昨年末までに妊娠していなかった人は8万円です。

 

その差は5倍ですから、どのように区切っても不満は必ず出てくるでしょう。「(満)18歳」について、「追補」のQ&Aでは「高校3年生及びこれに相当する年齢 」となっていたので、私は学年で区切ると予想していました。しかし、東電の発表した基準によると、前年に高校を卒業した学年でも、誕生日が3月12日以降の人ならば40万円が支払われます。対象自体は「追補」よりも広がっているので、どちらかというと被災者寄りではあるのですが、「3月12日以降に生まれた人だけ……」と考える人が出てくる可能性は十分にあります。

 

【参考】(リンク切れ)

自主的避難等に係る損害に対する賠償の開始について(東京電力HP)

中間指針追補に関する Q&A(文部科学省HP)

 

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はちおうじ総務相談所の長岡です。

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