東日本大震災と中小企業庁の対応について

「震災対応セミナー」の分科会として、中小企業庁の方が、被災した中小企業に関する支援策などを中心に説明してくださいました。
 
中小企業庁の支援には、次のようなものがあります。
 
1.資金繰りの援助
2.施設の整備
3.風評被害対策
4.各種相談
 
1については、特別貸付や緊急保証などがあり、地震や津波で直接的な被害を受けた企業だけでなく、被災した企業と取り引きしていた関連企業も対象となるようです。また、二重ローンの問題についても「産業復興相談センター」を設立して支援しているとのことでした。
 
2については、「中小企業基盤整備機構」が仮設の店舗や工場を整備し、市町村を通じて事業者に提供しています。
 
3は原発の問題と深く関わってくるのですが、先述の中小企業基盤整備機構と「日本貿易振興機構」が連携して、おもに海外の取引先に対する働きかけをしているそうです。
 
4については、「中小企業電話相談ナビダイヤル」が窓口となり、専門家などを紹介してくれるようです。原子力損害賠償支援機構における行政書士のような感じでしょうか。
 
全体的にまだまだ周知が足りないらしく、制度を活用し切れていないのが現状なのだそうです。また、どうしても中小企業に絞った支援になってしまうことも問題だとおっしゃっていました。政府が総合的な支援策を打ち出して、各省庁をうまくつないでいくべきなのでしょうが……。
 
今回の研修で得た知識も、電話相談などの際に活用していけたらと思います。
 

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ブログから本が生まれました!


「相続を気軽に学べる解説書を」ということで、八王子の行政書士・社労士の井出さん(至誠法務労務サポート代表)と一緒にコツコツと書き溜めたブログが、1冊の本になりました。
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はちおうじ総務相談所の長岡です。

GONZOを名乗りながらも、当たり障りのない記事を書いています。
中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……