原発賠償と私

最初の研修を受けたのは、昨年10月の末でした。今からおよそ半年前のことです。研修会にはベテランと思われる人たちもたくさんいましたので、新人の私が出る幕ではないだろうと感じていました。しかし、11月末に第2回の研修を受け、求められているのは、「指示に従って動ける人間」だと判断しました。あのときは、「法律的な知識はむしろ邪魔」という雰囲気さえ感じたものです。
 
実務を担当するようになってから約半年が経ち、平均すると週に一度くらいのペースで電話相談窓口の担当をしています。この半年で行政書士の役割もだいぶ変わり、法律的なことはともかく、制度や手続きについては、ある程度の知識が求められるようになりました。
 
賠償基準の追加や新しい和解案、さらには東電の人事に関することまで、原発関連の情報は日々更新されていきますから、それについていくのが精一杯です。また、被害者を取り巻く環境も変化していますし、そもそも十人の被害者がいたら十通りの賠償があるともいえますので、問題は次から次へと出てきます。
 
難しい業務ではありますが、これからも真剣に取り組んでいこうと思っています。
 
ただ、以前の記事にも書いたとおり、書類作成にそれなりの報酬を期待するのは難しいと感じています。じっさい、事務所に電話がかかってきて「書類作成と提出代行」という相談を受けたこともあったのですが、そのときはお断りしてしまいました。無料相談の窓口を担当していながら、個人的に有料で請け負うのは難しいです。かといって、無償で手伝う余裕もありませんでしたし。
 
現時点では、あくまでも「国から報酬を受けている電話相談員」として、割り切ってやっていくのがよいのではないかと考えています。
 

ブログから本が生まれました!


「相続を気軽に学べる解説書を」ということで、八王子の行政書士・社労士の井出さん(至誠法務労務サポート代表)と一緒にコツコツと書き溜めたブログが、1冊の本になりました。
 100の題材を「相続」「遺言」「成年後見」「終活」の4章に分け、各タイトルは五七五の川柳形式にしてあります。口語調の解説文が「わかりやすい!」と評判です。

ABOUTこの記事をかいた人

はちおうじ総務相談所の長岡です。

GONZOを名乗りながらも、当たり障りのない記事を書いています。
中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……