被後見人と選挙権について

じつをいうと、きのうの研修は序盤に山場がありました。「成年被後見人と選挙権剥奪」の問題です。質問コーナーもこの話題で盛り上がっていました。
 
現在でも議論が盛んな問題らしく、憲法だけでなく公職選挙法や民法もからんで難しい話になっていました。そのへんのことはよくわからないものの、感覚的には被後見人に選挙権があってもよいのではないかと考えています。
 
被後見人の選挙権が剥奪されているのは、判断能力に問題があるからでしょう。しかし、私も含めた日本の有権者にどれだけの判断能力があるのかと。なにしろ、政治のことをまともに考えたことがあるのかどうかも怪しい芸能人やスポーツ選手が、国会議員のセンセーになってしまうご時世ですから。
 
多くの人は、たいして考えもせずに投票しているのではないでしょうか。たまたま演説しているところを見かけて、なんとなく支持するようになった人もいるでしょう。「知り合いの知り合い」くらいの関係でも、ほかにめぼしい候補者がいなければ入れてしまうかもしれません。他人に頼まれた候補者に投票するという話もよく聞きますし。
 
そう考えると、被後見人が気に入った人に投票することにもなんら問題がないような気がします。被後見人の中には、私などよりも政治や法律に詳しい人もけっこういるでしょうし。
 
それよりも、投票率の低さのほうがよほど問題だと思うのですが……。
 

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 100の題材を「相続」「遺言」「成年後見」「終活」の4章に分け、各タイトルは五七五の川柳形式にしてあります。口語調の解説文が「わかりやすい!」と評判です。

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はちおうじ総務相談所の長岡です。

GONZOを名乗りながらも、当たり障りのない記事を書いています。
中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……