成年後見基礎研修05

成年後見制度と関わりの深い「憲法人権(基本的人権と権利擁護)」というテーマでした。
 
被後見人等は、「制限行為能力者」といわれるだけあって、後見人の同意がなければ高額な買い物ができないなど、権利の一部を制限されています。判断能力が十分ではない本人を守るためとはいえ、本人の意思を後見人が否定しなければならないこともありますから、そこにはどうしても人権の問題が出てきます。
 
そこで「人権」の講義となるわけですが、「成年後見制度との関わり」というより、テーマのとおり「憲法と人権」が中心の解説でした。講師は医大の先生とのことで、後半は「自己決定権」の説明として「インフォームド・コンセント」などの話を中心に。それはそれで内容のある講義ではあるものの、正直、成年後見の研修にわざわざ組み込むものなのかという疑問が湧いてこないわけでもありません。
 
「権利」を説明するために、「統治機構」などについても説明されていました。そして、「憲法と国家」の関係や「憲法と国民」の関係なども。法律の勉強をしてきた人にとっては興味深い話だったようで、終了間際にそのへんまで突っ込んで質問している人もいました。
 
個人的には、人権の歴史についての説明はおもしろかったです。15〜16世紀のフランスあたりから説明が始まり、社会の状況が変わっていく様子などを聞くことができました。まあ、出だしは意識が飛んでいたので聞き逃してしまったのですが……。
 

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ブログから本が生まれました!


「相続を気軽に学べる解説書を」ということで、八王子の行政書士・社労士の井出さん(至誠法務労務サポート代表)と一緒にコツコツと書き溜めたブログが、1冊の本になりました。
 100の題材を「相続」「遺言」「成年後見」「終活」の4章に分け、各タイトルは五七五の川柳形式にしてあります。口語調の解説文が「わかりやすい!」と評判です。

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はちおうじ総務相談所の長岡です。

GONZOを名乗りながらも、当たり障りのない記事を書いています。
中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……