成年後見基礎研修07

今回は「社会福祉法・介護保険法等の解説」でした。
 
後見人に就任すると、被後見人(本人)のために介護施設等と契約を結ぶこともあります。じっさいに施設等を選ぶのはケアマネジャーなどの専門家なのでしょうが、どのようなサービスがあるのかを知っておくのは重要なことです。個人的には、電話相談を受ける際にも必要な知識でしたので、その点の解説はありがたかったです。
 
ただし、その解説は全体のごく一部に過ぎず、4時間の講義には社会福祉制度の歴史や各法律の成立過程なども含まれていました。社会福祉法人についてはこれまで意識したことがなかったので、設立の手続きを勉強してみてもよいのではないかと感じました。
 
じつをいうと、情報が多すぎて処理しきれなかった、というのが正直なところです。資料はA4で40ページ以上ありました。白黒でフォントの強弱もつけずに文字が並んでいる資料を用いて、ところどころ飛ばして解説が進んでいきますので、私の能力ではついていくだけで精一杯でした。
 
盛りだくさんの内容で興味深い部分もそれなりにあったものの、行政書士を対象とした「成年後見基礎研修」の講義としては、かなり疑問が残るところです。まあ、これは今回に限ったことではないのですが。
 
研修の主催者は、「成年後見に関わる人材を育てるために必要な講義」をきちんと考えてコマ組みしているのでしょうか。失礼ではありますが、「基礎研修だけでも30時間」という設定が最初にあって、それを埋めるために関係ありそうな講義や講演を見つくろっているだけなのではないかと疑いたくもなります。
 

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はちおうじ総務相談所の長岡です。

GONZOを名乗りながらも、当たり障りのない記事を書いています。
中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……