目標に向けたカリキュラム

先週は、「授業に目的を設定することの大切さ」を偉そうに語ってみました。今週も進学塾を例に、カリキュラムについて考えてみます。
 
志望校への合格が目標であるのなら、入試問題に対応するための知識や考え方を教えていく必要があります。当然、1回の授業ですべてを教えきれるわけがありませんので、中学受験であれば数年単位の計画を立てていくわけです。
 
たとえば、4年生の2月から6年生の1月までの3年間を基本的なカリキュラムとする塾の場合、先の考え方を当てはめるなら、「合格に必要な総学習量」とでもいうものを設定して、それを3年間の授業に振り分けていくことになります。
 
そう考えると、3年間の学習計画の一部として、毎回の授業に目的を設定するのが理想といえそうです。しかし、少なくとも国語科に関しては、私のいた塾ではそのような設定はされていませんでしたし、私自身もそこまでは考えられませんでした。
 
そんな状況ですと、「教え忘れていることがあるのではないか」という不安を抱くこともあるのですが、実際にはそこまで気に病む必要はなさそうです。入試問題が事前に知らされているわけではなく、そもそも「合格に必要な総学習量」なんてものを正確に設定できるはずがないのですから。
 
結局のところ、そこまできっちりしたカリキュラムは必要ないのかもしれません。ただ、授業の内容を考える際に、入試までに教えられることとそれまでに教えてきたことを意識することが重要なのは間違いないでしょう。

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はちおうじ総務相談所の長岡です。

GONZOを名乗りながらも、当たり障りのない記事を書いています。
中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……