実務者講習

行政書士の業務が幅広いというのは、よくいわれることです。そして、試験と実務が直結していないというのも、よくいわれています。ですから、多くの人は開業してから実務を学んでいくことになります。
 
宅建の場合、主任者登録をする条件として実務経験が求められます。それがない場合は2日間の実務者講習を受け、現地調査の方法や契約書の作成方法などを学びます。司法書士や社労士などにも同じような仕組みがあったような気がします。弁護士ともなると、司法修習生としてみっちり鍛えられるようです。
 
行政書士にはこういった制度がありません。そんなわけで、私も開業当初はどんな仕事をしたらよいのかよくわかりませんでした。支部の先輩などと話しているうちに、なんとなく業務のイメージをつかんでいったような気がします。
 
研修はいろいろなところで開かれているので、自分で選んで知識を身につけていくことになります。東京会で行われた研修についてはDVDが残っていることもあり、予約をして視聴させてもらうこともできます。ただ、実務的な研修は少ないのも事実です。
 
個人的には、登録の前後に強制的な研修を設けるべきだと考えています。2週間くらいかけて、主要な分野について実践形式で業務をみっちり教え込むべきではないかと。最初から業務を絞っている人は単科の選択でもよいのかもしれませんが。
 
そういうことをきちんとしていけば、行政書士の信用も少しは上がるのではないかと思っています。

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ブログから本が生まれました!


「相続を気軽に学べる解説書を」ということで、八王子の行政書士・社労士の井出さん(至誠法務労務サポート代表)と一緒にコツコツと書き溜めたブログが、1冊の本になりました。
 100の題材を「相続」「遺言」「成年後見」「終活」の4章に分け、各タイトルは五七五の川柳形式にしてあります。口語調の解説文が「わかりやすい!」と評判です。

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はちおうじ総務相談所の長岡です。

GONZOを名乗りながらも、当たり障りのない記事を書いています。
中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……