原発賠償について34

原発事故にかかる賠償請求の期間は、第1回のみ事故から8月までの約6か月間でしたが、それ以降は3か月ごとに区切られていて、現在は第4回(2012年3月から5月)までが受け付けられています。
 
第5回を6月から8月までの3か月間と考えると、もう請求書が送られてこなければならないはずです。しかし、現時点では、いつごろの発送になるのかという情報すら発表されていません。
 
7月下旬には、精神的損害にかかる賠償などについては、3か月単位ではなくて数年単位での包括請求が可能になると発表されました。「平成24年9月を目途に請求受付を開始できるよう準備を進めてまいります」(東京電力プレスリリース24.7.24より)ということでしたが、こちらもまだ始まる気配がありません。
 
また、精神的損害や一時立入費用などにかかる賠償を包括請求できる期間は、4月から再編が進められている新しい区域が基準になっています。そのため、区域再編について住民の意見がまとまらない自治体では、まだこの方式を採用することができないでしょう。
 
避難生活によって当面の生活費に困っている人もいるようです。希望する人がいる場合は、とりあえず3か月分だけ支払っておいて、後になって包括請求をした際に既払い分を控除するような仕組みを整備してくれてもよさそうなものですが、そういった話も聞こえてきません。
 
9月に入ってそろそろ3週間が経つのですから、せめて進捗状況くらいは発表してもらいたいものです。
 

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はちおうじ総務相談所の長岡です。

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中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……