社交飲食店営業許可相続承認申請

かなりめずらしい案件を担当しました。
 
風営2号の営業許可を個人で受けている場合、原則的にはその許可を他人に引き継ぐことができません。ですから、経営者が代わるときには、一度廃業して新たに許可を取り直すことになります。
 
しかし、その店を相続人が引き続き営業しようとするときは、被相続人の死亡後60日以内に限って相続の承認申請をすることができます。(風営法第七条)
 
ただ、個人経営の場合は経営者が亡くなったらたいてい廃業してしまうようで、実際に相続承認申請をするケースはほとんどないそうです。インターネットでも実際に申請した人の情報は見つけられず、めずらしく施行規則(主に十四条)まで調べることになりました。
 
いろいろ調べながら以下の書類を用意して申請したところ、3週間ほどで無事に承認が下りました。ちなみに、飲食店の許可も相続できるようです。(こちらはお客様が動いてくださいました)
 

申請者 相続承認申請書(警視庁HP)
委任状(代理申請の場合)
住民票
登記されていないことの証明
身分証明書(市役所)
誓約書(認印可)
顔写真×2
飲食店営業許可証(保健所)
被相続人 除籍謄本
相続関係説明図(なくても可)
相続人 住民票
同意書(実印)
印鑑証明書

 
被相続人の戸籍については、出生までたどる必要はなく、相続人との関係がわかればいいようです。
 
同意書はこんな感じのものを作ってみました。
 

承認が下りてから、許可証の書換手続をして旧許可証を返納すれば一件落着です。
 
同意書などが参考になればよいのですが、それで承認が下りなくても責任は取れませんのでご了承ください。
 

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はちおうじ総務相談所の長岡です。

GONZOを名乗りながらも、当たり障りのない記事を書いています。
中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……