名ばかり相談所

少し前から、「相談所を名乗っているのに相談者を応接する環境がないのは問題だな」と感じていました。
 
普通は最初から問題に気づいて違う名称にするのでしょうか。たしかに、「事務所」ならば自宅の一室でも構わないような気がします。しかし、「相談所」というからには、相談できる場所がないと格好がつきません。
 
なんとなく「相談しやすそうな感じがいいかな」と思ってつけてはみたものの、結果的には名称と実態が伴わないものになってしまいました。八王子は自宅開業の人も多く、それが当たり前のように感じていましたが、最近では、多少の無理をしてでも事務所を借りて営業していくべきなのではないかという考えが強くなってきました。なにしろ、現状は「相談員控え室」とでもいった有り様ですから。
 
資格予備校などの情報では、「自宅で開業できるので初期投資が抑えられる」ことが行政書士の強みでもあるかのように語られています。しかし、それもちょっと違うような気がしてきました。
 
個人経営の喫茶店にしろ小規模のデイサービスにしろ、開業するのであればある程度の初期投資が必要になります。ときには借入をして、その返済も含めて事業計画を立てていくのが普通でしょう。そういった計画も覚悟もなく開業できてしまうのが、行政書士の危険なところなのではないかと感じる今日この頃です。
 
とはいえ、実務経験もないのに、いきなり店舗を借りて営業というのも難しいものがあります。しかし、その点については、以前の記事にも書いたように、書士会が登録時の実務講習を設けることによってある程度は補えるでしょう。
 
途中から偉そうなことをいってしまいましたが、来年度中には北野近辺に事務所を借りたいと考えています。
 

そのときはこの看板を……。
 

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「口だけだろ」と思ったら

ブログから本が生まれました!


「相続を気軽に学べる解説書を」ということで、八王子の行政書士・社労士の井出さん(至誠法務労務サポート代表)と一緒にコツコツと書き溜めたブログが、1冊の本になりました。
 100の題材を「相続」「遺言」「成年後見」「終活」の4章に分け、各タイトルは五七五の川柳形式にしてあります。口語調の解説文が「わかりやすい!」と評判です。

ABOUTこの記事をかいた人

はちおうじ総務相談所の長岡です。

GONZOを名乗りながらも、当たり障りのない記事を書いています。
中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……