原発賠償について52

東電から就労不能損害に関する発表がありました。
 
住居か勤務先が避難指示区域内にあった人に対して、2014年2月までの就労不能損害が賠償されると発表されたのは、2012年9月のことでした(参考記事)。しかし、それ以降については正式な発表がなく、私も2週間ほど前に福島で「延長される見込み」という記事を読むまでは、もうすぐ打ち切りになるのだと思っていました。
 
20140227fukushima

今回の発表によると、2015年2月までの損害が認められることになったようです。つまり、賠償の終期が1年間先送りにされたことになります。
 
また、2015年2月までに帰還した人については、環境の変化により再就職が困難になっていることも考えられるため、その時点から1年間の就労不能損害が認められるようです。ですから、最大で2016年2月まで延長される可能性があります。
 
帰還した人の賠償を手厚くすることによって、帰還を推し進めようとしているのかもしれません。ただし、帰還の条件となる避難指示の解除時期が決まっているのは、現時点では田村市(2014年4月1日)だけです。
 
また、再就職によって得た収入を賠償額から差し引かない、いわゆる「特別の努力」を考慮した計算方法(参考記事)については、今月末までで終了となるようです。
 
そう考えると、あらゆる方面から不満が出てきそうな気がします。

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【参考】
平成26年3月以降の就労不能損害に係る賠償および避難指示解除後のご帰還にともなう就労不能損害に係る賠償のお取り扱いについて」(東電HP)

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はちおうじ総務相談所の長岡です。

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中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……