原発賠償について54

年度末に東電からまとめて発表がありました。
 

1.仏壇等の賠償

一般的な家財とは別に、仏壇や位牌などの仏具について賠償されることになりました。基本は定額で40万円のようですが、物が物だけに、「お送りいただいた証憑や仏壇・仏具のカラー写真等をもとに専門家による査定等を行い、時価相当額を確認」という方法を選ぶ人も多くなるのではないかと思われます。
 
さらに、位牌の移し替えなどをする際にかかる供養料などについては、10万円が賠償されるようです。こちらも10万円を超える部分については領収書等で対応できなくもないようですが、領収書を切る人のことを考えると、お願いするのはなかなか難しそうです。
 
また、墓地の移転なども同じような性質のものだと思われるのですが、こちらについてはまだ発表がありませんでした。
 
20140405grave

2.第四次追補関連

A.移住を余儀なくされたことによる精神的損害にかかる賠償
帰還困難区域と大熊町、双葉町の全域については、700万円が追加で賠償されます。
※ 区域見直しの時期などにより異なる場合があります。
 
B.避難指示解除後の賠償期間
精神的損害と実費の賠償については、避難指示解除から1年間までとなるようです。
 
C.早期帰還にともなう追加的費用にかかる賠償
避難指示解除から1年以内に帰還した場合は、まだ整備されていない部分もあって生活が不便だろうということで、90万円が追加で賠償されることになりました。
 
以上、今回の発表を大まかにまとめてみました。第四次追補には「住居確保に係る損害」というものも盛り込まれていたのですが、そちらについては、まだ具体的な手続きが決まらないようです。

にほんブログ村 士業ブログ 行政書士へ

「なるほどね」と思ったら



【参考】(すべて東電HP)
・個人さまに対する家財(仏壇)の賠償に係るご請求手続きの開始について
・移住を余儀なくされたことによる精神的損害に係る賠償のお取り扱いについて
・避難指示解除後の相当期間に係る賠償のお取り扱いについて
・避難指示解除後の早期帰還にともなう追加的費用に係る賠償のお取り扱いについて

父親に「遺言書いて」と言えない方に……


『相続川柳』を読むとなぜ遺言を書いてみる気になるのか、解説動画をYouTubeに投稿してみました。

 

ABOUTこの記事をかいた人

はちおうじ総務相談所の長岡です。

GONZOを名乗りながらも、当たり障りのない記事を書いています。
中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……