相続税の「遺言控除」に関する新聞記事を読んで思う

今朝の新聞記事から。(朝日新聞で読んだのですが、デジタル版は会員でないと全文が読めないようなので産経にリンクを張っています)
 
20150708testament

新聞によりますと、「政府、相続税に『遺言控除』検討」とあります。おおまかにいうと、有効な遺言があった場合に相続税の負担が少し軽くなる制度を、これから検討していくみたいです。
 
遺言の普及によって遺産分割を巡るトラブルを抑え、次世代への円滑な資産移転を図るのが狙いなのだとか。まあ、ここまではわからなくもないです。
 
ただ、それが「在宅介護の促進も後押し」という理屈が、いまひとつ理解できません。小規模宅地等の特例に出てくる「家なき子」みたいな人を想定しているのでしょうか。アパートでは親の面倒を見られないけれど持ち家なら……という感じで。
 
あと、相続税の負担を軽くするために遺言を偽造する相続人が出てきそうで恐いです。そう考えると、公正証書遺言に限定したほうがよいのかもしれませんね。そして、作成費用を遺産総額から控除……とすると、信託銀行などが猛威を振るってくれそうです。
 
いずれにせよ、我々の仕事にも影響が出てきそうなので、これからどうなっていくのか気になるところではあります。

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『相続川柳』を読むとなぜ遺言を書いてみる気になるのか、解説動画をYouTubeに投稿してみました。

 

ABOUTこの記事をかいた人

はちおうじ総務相談所の長岡です。

GONZOを名乗りながらも、当たり障りのない記事を書いています。
中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……