お盆休みに診断士試験の集中特訓を自主開催して思う

 夏期休業開始からの3日間は、自宅で中小企業診断士試験のお勉強をしていました。過去問を4つの事例ごとに3年分解いて計12題、答え合わせと見直しも含めると、20時間以上は机に向かっていましたかね。
 
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 気がついたら2次試験まで2か月を切っているわけで、9月と10月でもう1周ずつできたらなと考えております。1年間で5年分を5周くらいしたかったのですが、なかなかそうもいきません。まだようやく2周目が終わったところです。しかも、2周目からは3年分になっていますし。
 

2次試験対策への疑問

 昨年の2次試験は合格ラインに届きませんでしたが、1次試験対策の学習をしているうちに中小企業支援に役立つ知識をかなり仕入れることができました。ですので、結果を知ったときには、「来年はとりあえず受けるけれど、またダメだったら諦めて、そこで試合終了でもいいかな」と考えていたものです。

中小企業診断士試験初挑戦の結果は2次筆記で不合格

2015.12.23
 じっさい、2次試験の対策自体には、そこまで力を入れる価値があるものなのだろうか、という疑問もあります。たしかに、「事例問題を読み取って記述で答える」形式ですので、過去問を解くだけでも一定の訓練にはなるでしょう。中小企業にありがちな課題とその解決方法を考えることになりますし、題意に沿った解答を意識することで「論理的思考」なども鍛えられそうです。
 ただ、あくまでも入試のテクニックを磨いているようなものなので、中小企業支援の現場でどれほど役に立つのかはわかりません。実戦まで見据えて学習すればよいのかもしれませんが。
 

診断士の資格と試験制度について

 正直、2次試験だけだったら、それなりに勉強していれば数年で合格点を取れるときも出てくるような気がします。しかし、「2次に2回落ちたら1次からやり直し」という制度がありまして、1回目は(1次試験から連続なので)学習時間の確保が難しく、2回目は「落ちたら1次から」というプレッシャーが厳しく、やはりその条件を乗り越えるのはけっこう厳しいわけです。
 また、「診断士の資格がないとできない仕事」はほとんどなく、無資格でも活躍しているコンサルタントもめずらしくはありません。ですから、「何がなんでも診断士に合格(NN中小企業診断士)」という気持ちを保ち続けるのは、本当に難しいことだろうと想像されます。
 
 中小企業診断士が難関資格といわれているのは、このような事情があるからではないでしょうか。
 
 そんなことを考えておりますもので、不合格からの10か月ほど、勉強になかなか身が入らなかったのも事実です。お盆の20時間超を含めても、今年の学習時間は50時間余り。昨年はほとんど勉強した記憶がないので、全部で60時間にも満たないでしょう。
 
 しかし、少し前から、合格したい気持ちが強くなってきています。
 

私が診断士を目指す理由

 4月ごろに事務所の「強み」を考えていたところ、「行政書士・社労士・認定支援機関」をそろえているのは、八王子で私だけであることに気づきました。おそらく、全国でもけっこう珍しいはずです。
 そこで、3つセットでのサービスを強調してみることを思い付いたのですが、そうなったときに、「認定支援機関」も含めて3つ並べるのは、ちょっと違和感があるのですね。一つだけ士業でもなければ、そもそも資格でさえもないわけです。
 
 また、2年半ほど前に認定支援機関の効果測定を受けた当時は、あの問題がかなり難しく感じたものですが、思い出してみると、診断士試験ではわりと基礎的なレベルだった気がします(効果測定に落ちた診断士も何人かいたようですが、本当にナゾです)。
 肩書きに優劣をつける気はさらさらないのですが、やはり試験等の難しさは比較にならないわけで、「診断士には(挑戦したのに)合格できないので認定支援機関として中小企業の支援をしている」と、自分でそう思ってしまうのも正直なところです。
 
 もちろん、この2年ほどで現場での経験をそれなりに積ませてもらいましたし、書籍やセミナーを利用して研究も続けていますので、肩書きなどには関係なく、中小企業の支援者として日々成長している実感はあります。
 ですが、やはりWebサイトなどにも「3資格」とは書けず、苦し紛れに「3つの力」と表現しているわけです。また、メモ書きのときなどに、「行」「社」とは省略できますが、「認」や「支」だとよくわからなくなりますので、そのへんにも不便さを感じております。まあ、「診」も画数が多くて大変ですが。
 

まとめ

 ここ数年で多くの診断士と出会う機会があり、仕事をしながら50代で合格する人もめずらしくはないことを知りました。私はまだ40代に入ったばかり(今年本厄)ですので、長期戦も辞さない構えで、合格を目指そうと考えております。
 基本的には仕事が優先ではありますが、それでも継続的に勉強をしていれば、いつかは合格できる資格なのではないかと感じている今日この頃です。
 
おまけ
 「そういえば、2次試験の案内が来ないな」と思って調べてみたところ、ちょうど本日発送だったみたいです。因縁を感じますね。まあ、仕事の進み具合で本日の投稿になっただけですが。
 

ブログから本が生まれました!


「相続を気軽に学べる解説書を」ということで、八王子の行政書士・社労士の井出さん(至誠法務労務サポート代表)と一緒にコツコツと書き溜めたブログが、1冊の本になりました。
 100の題材を「相続」「遺言」「成年後見」「終活」の4章に分け、各タイトルは五七五の川柳形式にしてあります。口語調の解説文が「わかりやすい!」と評判です。

ABOUTこの記事をかいた人

はちおうじ総務相談所の長岡です。

GONZOを名乗りながらも、当たり障りのない記事を書いています。
中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……