2016年振り返り:今年は反省よりも感謝です

 毎年恒例の振り返りです。3,000文字ちょっとあります。
 

1.本業(行政書士/社労士/認定支援機関)

行政書士

 遺言・相続関連は2件でした。昨年から持ち越した案件もようやく終了です。建設業関連では、会社設立と産廃許可のセット、そして許可の更新と経審が1件ずつ。他には保健所関連の許認可とNPO法人の手続きなどでしょうか。
 原子力損害賠償の相談業務は月に数件のペースで。これが行政書士報酬の3分の1弱です。あと、入札の下請で少しかさ上げされて、売上全体の4割強となりました。

社労士

 純粋に社労士として対応して報酬をもらった案件はほとんどなし。売上としては全体の1%にもなりませんでした。ただし、「社労士でもあるから」という理由で受任できた仕事などもありますので、計算の仕方によっては数%にはなるのではないかと考えられます。年会費と保険料程度は、なんとかまかなえているかなと。

認定支援機関

 こちらも計算が難しいところです。「認定支援機関だから」という理由での依頼は少ないものの、「経営全般の相談に乗れるから」みたいな感じで受ける仕事もありますもので。数件あった補助金申請支援などの報酬を計上していたところ、15%弱になりました。

復興コンサルタント

 福島の被災事業者を支援する仕事です。この仕事を受けることができたのは、認定支援機関だったことが最大の理由だと思われます。しかし、行政書士としての経験が生きることもありますし、社労士として対応することもあります。いずれにせよ、売上の4割を占める事業となってしまいました。依存度が高いので、仕事がなくなったときが心配です。

その他

 「その他報酬」は生命保険の手数料などでしょうか。開業直後に募集人の登録をしたものの、実績はほとんどありません。昨年、苦し紛れに家族を保険に入れたので(ヘンな意味ではなく)、その報酬がいくらか入ってきました。
 「雑収入」は、支部研修の資料をコピーしたときの印刷代など。あと、クラウド確定申告を導入したら、使ったAmazonポイントも自動的に反映されるようになったので、商品代から引かれた分をこちらに計上することにしています。それが正しい扱いなのかどうかは不明ですが。
 

作業時間について

 これも計算の仕方でけっこう変わりますので、あくまでも目安ですね。行政書士として都庁へ行くときに、電車の中では社労士の資料を読んでいることなどもありますし。また、集計を始めたころは「復興コンサル」という項目がなかったこともあり、福島へ行ったときなども「総合」に含めています。ちなみに、復興コンサルとしての作業時間は9%弱でした。
 全体では年間3,200時間くらいになりました。ただ、移動中に電車の中で寝ている時間や、資格試験の勉強をしている時間なども含まれているので、そこまで働いているわけではないかなと。懇親会も含めていますが、こちらはなんとなく2時間までにしています。あと、事務所で呆けている時間などは集計されていないので、実際の勤務時間はよくわかりません。
 日報を書くことに年間で30時間くらい費やしていたようなので、来年は運用を見直したほうがよいのかなと感じています。

2.その他業務(八王子支部/NPO法人事務局/相続川柳)

 支部の研修部と役員関連の仕事が、年間で100時間くらいありました。また、NPO法人著作権推進会議の事務局として動いていたのもそれなりにあります。まあ、このへんは割り切ってやるしかないかと。
 相続川柳の書店訪問は全部で55件でした。後半の6か月では、取り扱っている店舗を1件も見つけることができず。泣けてきますね。

  20151116同情するなら……

3.相談

 原発関連が約3割でした。他に多かったのは、遺言相続が15%くらい、あと、意外と社労士関連が多くて、こちらは18%ほどでした。同じ人から違う内容で相談されることなどもあり、そのあたりをどう数えるか定まっていないので、これも目安としておきます。件数としては250件超でした。来年は報告事項から外すかもしれません。

4.営業/広告

 更新頻度を4月から抑えた結果、ブログの投稿数は年間で84本となりました。8月にはWebサイトのリニューアルなどもあり、Web関連の作業に費やしたのは合計で300時間弱でした。少しは問い合わせにつながってきたようですが、まだ収益はほとんど生み出していません。もんじゅ(高速増殖炉)みたいなものかと。
 事務所通信も手応えがないですね。しかし、けっこう前に書いたものなども少しずつダウンロードされているみたいなので、そのまま貼り付けておこうと考えています。

 調べてみたところ、今年の広告宣伝費は過去最低額でした。移転当時から事務所のビル前に設置されていたコンビニの店舗案内が撤去されたので、そこに看板を出すことを検討しています。
 

5.業務研究/資格試験

 読んだ本は約80冊でした。もう少しペースを落として、丁寧に読んだほうがよさそうです。研修受講は数えていませんが、10本くらいではないでしょうか。社労士系の勉強が足りない気がします。

 10月に中小企業診断士の2次試験を受けましたが、残念ながら今年も届かず。2度目の不合格でしたので、来年は1次試験から受け直しです。学習時間を調べてみたら120時間くらいでしたので、やはりぜんぜん足りなかったのかなと。
 建設業経理士の試験も受けていました。3月には財務諸表と財務分析を受けて、財務分析のみ合格。記述問題で半分未満しか書かなかったのが敗因ではないかと考えています。9月に受けた原価計算は無事に合格でした。来年の3月は財務諸表に再挑戦です。

 行政書士の場合、業務研究をはじめとした情報収集は、商品や材料の仕入れ、もしくは設備投資に近いものなのではないかと感じています。仕入れた情報を活用してお金を稼いでいくのですから、それを怠ったら先細りではないかと。そんなこともあって、次回の確定申告では、業務関連の書籍購入費や研修の受講料を売上原価に計上しようと考えています。粗利率100%というのは、やっぱりおかしな気がしまして。
 資格の取得を目指すのは、新商品の開発みたいなものでしょうか。行政書士・社労士・診断士の3つをそろえたら、なかなか模倣困難なサービスにつながるのではないかと目論んでいます。その前に、自分で取得するのが困難で苦労しているのですけれど。

6.まとめ

 本業の売上高が、ようやく勤め人時代の総支給額に追い付きました。もっとも、経費もそれなりにかかっているので、所得で考えたらまだまだ……と思っていたのですが、給与所得がけっこうな額になりそうなので、もしかしたら同じくらいなのかもしれません。まあ、厚生年金がなかったり経費でお酒を飲めたり(私的なものは除く)なので、比較がよくわかりませんが。いずれにせよ、サラリーマン時代より自由なことは確かです。
 来年は給与所得が激減する予定なので、本業の売上を伸ばさないと、また厳しくなるでしょう。復興コンサルタントの仕事も将来が保証されたものではないので、来年も勝負の年になりそうです。

 ともあれ、開業6年目にして、ようやく「来年こそ」と言わなくて済むようになりました。これは本当にうれしいことです。いろいろな人に助けてもらってここまで来たので、しみじみと感謝の気持ちが沸いてきますね。

 そんなわけで、一年後も良い報告ができればと思っております。みなさま、良いお年を。

ブログから本が生まれました!


「相続を気軽に学べる解説書を」ということで、八王子の行政書士・社労士の井出さん(至誠法務労務サポート代表)と一緒にコツコツと書き溜めたブログが、1冊の本になりました。
 100の題材を「相続」「遺言」「成年後見」「終活」の4章に分け、各タイトルは五七五の川柳形式にしてあります。口語調の解説文が「わかりやすい!」と評判です。

ABOUTこの記事をかいた人

はちおうじ総務相談所の長岡です。

GONZOを名乗りながらも、当たり障りのない記事を書いています。
中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……