11月に読んだ本の紹介:読書の秋にしては少なめ

 11月に読んだ本の紹介です。著作権の勉強で建築設計関連の書籍を読んでみました。新宿の紀伊國屋で買ったのですが、その売り場の周辺には、興味深い本がいろいろ置いてありましたね。やはりたまには書店での仕入れも大切かと。
 

『相続川柳』は端末で在庫ありなのに売り場では発見できず……

行政書士関連

四会連合協定建築設計・監理業務委託契約約款(小規模向け)の解説

 今年も著作権推進会議で研究発表を担当する番が回ってきました。今回は「住宅設計と著作権」をテーマにしたので、いろいろ調べてこちらの本にも目を通しておくことに。
 約款については、「設計者の保護」というよりも、「建築物の完成や適切な利用」を目的として、著作権に関する条項が定められているようです。やはり著作権に基づいて設計者の権利を主張していくのは難しそうですね。そもそも、一般住宅が建築の著作物として認められるケースは、かなり希少なようですし。
 もちろん、設計者をないがしろにしているわけではなく、業務が追加された場合における報酬額変更に関する条項なども定められてはいます。いずれにせよ、契約書はきちんと交わしておいたほうが無難でしょうね。

建設人ハンドブック2018年版

 社長とは許認可と社会保険の話だけしているわけでもないので、業界の常識みたいな情報はなるべく仕入れておこうと思いまして。まあ、この本は大手ゼネコンとかの話が多いのですが。
 しかし、毎年定期的に最新版が出ているにも関わらず、前に読んだのが2014年版というのは問題ですね。来年からは欠かさず読んでいこうと考えております。

社労士関連

なし

認定支援機関関連

根っこづくりの経営

 福島で経営コンサルタントをされている方が書いた本です。利益最優先ではなく、お客様や従業員、そして地域のためになる経営を続けていくことが大切、という考え方でした。経営塾の生徒さんたちのインタビューなども載っているのですが、経営者が苦難を乗り越えた話などはなかなか泣けます。

その他

ITリーダーが確実にファシリテーションを身につける本

 ひさびさにファシリテーションの本を読んでみました。もちろん私はITリーダーではないのですが、Kindleの読み放題に入っていたもので。
 中身としては、IT業界に限定されず、一般的な会議などでも活用できそうな小技や心得などの紹介が中心でした。そういう意味では、題名と中身がちょっとずれていたかなと。でも、いろいろ参考になる部分もありましたので、これが無料で読めたのはお得でしたね。現在は読み放題から外れているみたいですし。

AI経営で会社は甦る

 AIを活用して会社の生産性を上げていくような話が載っているのかと思ったのですが、そういう感じではなかったですね。AI、IoT、ビッグデータの発達で業界の力関係がどうなっていくのか、つまりアップルやGoogleをはじめとした超大企業の話などが多く、小規模事業の経営改善に直接役立つような情報はあまり得られませんでした。
 まあ、こういう分野も多少は追っておかないと、何年か後に「今どき、あんなやり方じゃ通用しないよね」と言われてしまいそうな心配はありますね。そもそも、行政書士の仕事自体がかなり変わっていきそうですし。

まとめ

 全部で5冊、移動時間はそれなりにあったはずですが、あまり読むことができませんでした。読書の秋なのに、これではいけませんね。そんなわけで、事務所通信の来月号は推薦図書の選定にも苦労しています。

ブログから本が生まれました!


「相続を気軽に学べる解説書を」ということで、八王子の行政書士・社労士の井出さん(至誠法務労務サポート代表)と一緒にコツコツと書き溜めたブログが、1冊の本になりました。
 100の題材を「相続」「遺言」「成年後見」「終活」の4章に分け、各タイトルは五七五の川柳形式にしてあります。口語調の解説文が「わかりやすい!」と評判です。

ABOUTこの記事をかいた人

はちおうじ総務相談所の長岡です。

GONZOを名乗りながらも、当たり障りのない記事を書いています。
中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……