3月に読んだ本の紹介:業務に直結する内容少なめ

 3月に読んだ本の紹介です。11日に知的財産管理技能検定を受けたので、それまでは試験勉強に比重を置いておりました。そのせいか、専門的な内容の本はあまり読んでいなかったようです。まあ、いつもそんな感じですけれども。
 
咲くほどに 頭を垂れる チューリップ

行政書士関連

建設業における外国人技能実習制度と不法就労防止 第3版

 入管業務は原則扱わないようにしています。というより、申請取次の資格? も持っていないので、まともに仕事を受けることができません。とはいえ、やはり行政書士をやっていると相談されることもたまにありますので、建設業にからむものを中心に、知識はそれなりに仕入れておこうかなと考えております。
 本を読んでみると、技能実習生の処遇に関する説明などは、社労士だったら当然だと感じる内容も多かったです。やはり就労系の在留資格をメインで扱うのだったら、行政書士と社労士の兼業がよいのでしょうかね……。

ゼロからはじめる建築の「設備」教室

 これも半分は趣味ですね。管工事や電気工事の概要について勉強したかったのですが、建築学科の学生に向けた本らしく、細かい部分はぜんぜんわかりませんでした。どうやら、私が求めていた本とは違ったようです。
 もちろん、知りたかった情報もそれなりに載っていましたので、勉強にはなりましたね。

 電気や熱の細かい解説を読んでいたら『カスタム虎の穴』という本を思い出しまして、調べてみたら昨年9月に新刊が出ていたことに気づきました。買わないと。

社労士関連

社労士事務所に学ぶ 中小企業ができる「働き方改革」

 従業員10名ほどの社労士事務所がクラウド化などによって生産性を向上して、売上も利益も増やした結果、従業員30名ほどにまで成長したお話(実話)です。
 ある程度の規模の社労士事務所がどんな感じで経営しているのか、そのへんが見えてきてなかなか興味深かったです。あと、「パートタイマーに退職金」という仕組みが参考になりました。
 個人的には、表紙に所長の写真を載せているのはちょっと……。せめて帯に印刷されていれば、その部分を外して本棚に入れておくのですけれども。

ワーク・デザイン これからの〈働き方の設計図〉

 Kindleの読み放題で。iPhoneに入れておいて、混雑している(本を広げられない)電車などで読んでいました。途切れ途切れになったせいか、あまり内容が頭に残りませんでしたね。
 4年以上前に発行された本らしく、今読むと「どっかで聞いたことある話だな」と感じられてしまうのが残念です。しかし、この本で紹介されている「画期的な」事業やサービスで、現在でも生き残っているものはどれくらいあるのでしょうかね……。
 本の中で紹介されていた、報知新聞が1901年に出した「二十世紀の豫言」というのが、個人的には最もおもしろかったです。

中小建設事業者のための社会保険加入ハンドブック

 労働保険事務組合の人たちによる解説書です。サイズはB5でしょうか。ハンドブックというには、ちょっと大きすぎるかなと。そういえば、労働保険関連の書類はB列サイズのものがあって扱いにくいですね。
 
 それはともかく、厚労省と国交省が連携して行ってきた建設業者の社会保険未加入対策も、いよいよ平成29年度までということで、その期限がもう来ていました。近い将来、社保未加入だと新規許可の申請はもちろん、更新もできなくなりそうです。
 そんなわけで、行政書士でも建設業に関わるのであれば、「社会保険のことはまったくわからん」とも言っていられなくなるでしょうから、この手の本で勉強しておいたほうがよいのではないかなと、そう思わなくもない今日この頃です。
 

認定支援機関関連

なし

その他

FP・簿記の資格を取るなら診断士の資格を取れ!

 FP関連の参考書を探している途中で見つけました。著者が「がんばって診断士試験に受かってよかったです」という話でした。ブログの投稿みたいな感じですかね。FPや簿記との比較など一切なく、正直に申しまして、役に立つ情報はありませんでした。
 Kindle読み放題じゃなかったらと思うと、恐ろしいです(1,200円の価格設定とは……)。

民泊を始めてわずか半年、もうすぐ私は300万円を失います。

 旅館業と関わってくるからか、早い時期から民泊について情報発信する人たちは、行政書士の中にもいたようです。私は正直、民泊自体にはあまり興味がないのですが、この本はタイトルに釣られましたね。
 題名どおり、実際に民泊を経営して失敗した人による体験記です。ただし、いわゆる「闇民泊」だったようで、根本的にそりゃダメだろと。
 まあ、読み物としてはおもしろかったです。最後に「まだ諦めていない」みたいなことが書いてあったので、もしかしたら今は復活しているのではないかと思って筆者のブログをのぞいてみたところ、2016年9月で更新が止まっていました。
 「本が売れて、それを元手に新しい物件に投資したら成功した」みたいな展開を期待していたのですが……。

三代目が会社をつぶす!?

 2年ぶりに読んでみました。苦労して診断士になった方の体験記なので、三度目の診断士試験に落ちたら読もうと思っていたんですよね。幸い、三度目の正直でなんとかなりましたが、診断士登録前のこのタイミングで読んでおくのも正解だったようです。
 資格の有無とコンサルタントの優秀さは直結していないものの、やはり自分も中小企業診断士という資格を目指してよかったなと、あらためてそう感じさせてもらいました。

 士業に限らず、中小企業支援に関わる人にはお薦めの一冊です。

まとめ

 全部で8冊でした。認定支援機関関連の本がありませんでしたね。4月には診断士登録がされる予定ですので、次回からは「中小企業診断士関連」でまとめてしまおうかなと考えております。

父親に「遺言書いて」と言えない方に……


『相続川柳』を読むとなぜ遺言を書いてみる気になるのか、解説動画をYouTubeに投稿してみました。

 

ABOUTこの記事をかいた人

はちおうじ総務相談所の長岡です。

GONZOを名乗りながらも、当たり障りのない記事を書いています。
中小企業の経営に役立つ情報を発信していきたいと思っているのですが……